ヲシテ文献研究室

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ヲシテ基礎研究

ヲシテ基礎研究スレッド

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1 「 ちくら」考
beace
特別研究員

さかた 2007-5-2 16:34:03  [返信] [編集]

引用:
「ちくら」の言葉は、九州の北部の海を意味しているのですが、
江戸時代になって、ひょっこりと、記録文に現れます。

言葉における時代性のこと その2



池田先生が、このようにお書きになった記事の中の言葉「ちくら」
これが、なぜ九州の北部の海を指すのか・・・九州在住の私には特に気になりました。

ヲシテ文献の中では[W]ほつまつたゑ[/W](ほつまつたゑ)7−21に記されていますが、
海の意味はなく、[W]そさの男[/W]さまに対する罪の量を示すものなのです。
1000(チ)クラという、普通の死罪を三倍にもしたような重さです。
「くら」は、その単位です。
[W]「ち くら」[/W](ちくら)
どこに海という意味があるのでしょうか?

しかし、よく見ると、この「ち」は、数詞で書かれてはいません。
・・・そうだ、添意があるのかも!

ここで、別の方向からヲシテを考察してみました。

九州のことをさすヤマトコトバは、普通は[W]「つくし」[/W](つくし)です。
このつくしは、
本来は[W]「非 すみ」[/W](ひすみ)に対する[W]「つき すみ」[/W](つきすみ)という言葉に発します。

ひすみは、また[W]「非 たかみ」[/W](ひたかみ)ともいう、東北地方のこと。
ヲシテを見ても分かるように、お日さまを表す字が使われており、
お日さまが住んでいるという意味でした。
[W]「非 たかみ」[/W]の「たかみ」は、[W]「たかみむす備」[/W](たかみむすび)を表しているのでしょうね?

その対をなす[W]「つき すみ」[/W](つきすみ)は、お月さまが住むところ。
つまり、はるか西の位置にあることを示しています。

つき すみ → つく し → ちく(ら)というように、ヲシテは微妙に変化しているのですが、
やはり法則が有るようです。

さて、この[W]「つくし」[/W](つくし)
漢字導入後には「筑紫」という、まったく本来の意味であるお月さまに関係の無い、訳の分からん漢字となってしまいます。
ほんとうに困ったもんです。

ただ、それ以後に出来た筑前(ちくぜん)筑後(ちくご)という、九州の北の地方名が残っていることから、
熟語の場合には「ちく」という読み方をしているのが分かります。

これは本当に古い、ヲシテ時代からの読みの法則なのではないでしょうか。

さて、もとに戻って・・・・
幸いこのヤマトコトバは、江戸時代になってひょっこりと現れているそうなので、
『大言海』を引いてみることにしました。

筑羅(ちくら)というのが、最も当てはまる漢字です。
なんと、筑紫と新羅の境目の海をいう。筑紫か、新羅かどちらとも分からない。
そこから転じて、どちらともつかないという意味であるそうです。

とすれば、[W]そさの男[/W]さまの罪過も、
なかなかきっちりとは決め難いものがあったことを、添意を持って、
示唆しているのではないでしょうか。


古いヤマトコトバ、[W]「ち くら」[/W](ちくら)
しかし、江戸時代にひょっこり現れた時には、
もはやヲシテにあった「罪を計る単位」の意味は、消えてしまっていたのも残念なことです。
6 Re: 「 ちくら」考
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-5-2 18:55:31  SITE  MAIL  [返信] [編集]

真名さんの、見られたとおりのように、思います。
「ち」「くら」ですね。 「筑」の音に引っ張られての事は、江戸ですね。失敗でした。

4−11
「やちくらちぎり」も、この線なら解けます。

でも、
色々試行錯誤があってこそ、前進があると思うのです。
7 Re: 「 ちくら」考
beace
特別研究員

さかた 2007-5-2 19:10:20  [返信] [編集]

そうですかあ。

でも、お陰さまで「クラ」という単位の言葉が、はっきりと理解出来ました。
ひとつずつでも、知ることは嬉しいです。
8 Re: 「 ちくら」考
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-5-3 5:22:08  SITE  MAIL  [返信] [編集]

「やすくら」という言葉もあります。
19A−5は、馬具の事でしょうが。
38−91は、「ち」「くら」の言葉と関連ありのようです。

もうちょっと、進めて考えると面白そうです。
9 Re: 「 ちくら」考
beace
特別研究員

さかた 2007-5-3 9:57:49  [返信] [編集]

ホツマツタヱ19は、和式馬術の方々と、勉強&解読取り組み中です。
私の事情で、少し中断しておりますが、ほどなく復帰の予定。

「やす くら」は、いうまでもなく、馬の鞍の一種と思われます。


38−91は、ヤマトタケさまのクマソ征伐のくだりですね。
ここの「やすくら」も参考にしていますが・・・おっしゃる通りに、何か・・・うかびそうです☆

ち くら←→やす くら

これ、対になりそうな。
また馬具の方も、前後の文意からも、このような添意があるように思えます。

10 Re: 「 ちくら」考
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-5-3 18:56:23  SITE  MAIL  [返信] [編集]

38-91の「やすくら」は、
夜宴と解してみると文脈が繋がります。
あと、
類語などを、勘案していって、
「夜宴」でよいかどうか?
ダメ詰めをしたいものです。
11 Re: 「 ちくら」考
shiwa
研究員

しわ 2007-5-3 20:40:52  [返信] [編集]

ホツマツタヱ16-32に
[ww]めのくらみ[/ww]とあります。
(安弘[ww]め[/ww]、武内[ww]メ[/ww])

[ww]くら[/ww]に辺りが暗くなるという意味合いがあるなら、
「闇に姿をくらまして潜り込んだ」
という解釈はどうでしょうか?

12 Re: 「 ちくら」考
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-5-4 6:07:24  SITE  MAIL  [返信] [編集]

良いところに気が付かれました。[ww]くら[/ww]は、
そのほかに、21アヤでの多数の出例があります。
闇夜を意味していると捉えると良いようにも思います。

こんな感じで、類語を見てゆきますと、
さらに全体像がはっきりして来そうです。
13 Re: 「 ちくら」考
shiwa
研究員

しわ 2007-5-4 13:08:58  [返信] [編集]

先生、21アヤ、むつかしいです。

ですが、引き続き[ww]やすくら[/ww]の[ww]くら[/ww]が、
暗闇を意味していると捉えて解釈してみます。

[ww]やす[/ww]の[ww]や[/ww]は賞辞の[ww]や[/ww]かも知れません。
先と同じように、[ww]す[/ww]は[ww]すがた[/ww]の[ww]す[/ww]として考えます。


その尊いお姿を、闇に眩まして、という解釈もできそうです。


続く39-92の[ww]やすみせし[/ww]の[ww]やす[/ww]も同様に捉えて
文脈が通りそうですが、いかがでしょうか。

14 Re: 「 ちくら」考
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-5-4 15:58:12  SITE  MAIL  [返信] [編集]

意味の取り方の間口を一杯、たくさんに持っておくことが大事だと思います。
それで、同じ言葉について、ヲシテ文献の最初から最後まで調べて下さい。こつこつです。
その後に、またさらに、その言葉の意味合い・どう捉えるかを熟考してください。
これが、良い方法だと思います。

図書館のパソコンからは、
ログインできたのですが、
書き込みは出来ませんでした。
15 Re: 「 ちくら」考
shiwa
研究員

しわ 2007-5-4 19:32:41  [返信] [編集]

池田先生、ありがとうございます。

つい好奇心が先走ってしまいます。
地道に、こつこつ。
常にこころに留めておきます。
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1 錯誤のこと。  こころ素直に、気にしない!
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-5-1 17:46:28  SITE  MAIL  [返信] [編集]

私も、結構やっています。
訂正せねばと思うところが、
いっぱいあります。  そういえば、松本先生もけっこう御座いました。

実際のところ、1000年あるいは2000年近く、
もっと言えば、6000年にもなりましょうか。
そんな、昔に、‘日本’を
溯ろうとするのですから、
錯誤の生じてしまいやすいことは、否めません。

ですが、
その先の光輝について、
目を凝らしているのでして、
小さな誤謬は、出来れば避けたいですが、
先例の無きことに突っ走っていますので、
やや、先走りが見えてしまうこともありがちです。
でも、
こう思うのです。
小さな誤りを恐れて、先端の解明の鋭利さの鉾の先を丸めてしまってはならないと。

後の評価は、後にお任せ。 と、しておいたら良いのです。
と、
こんな感じに思って宜しいのでは?
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1 連想・・・磁石の構文
beace
特別研究員

さかた 2007-4-30 13:16:09  [返信] [編集]

今日の池田先生のヤマトコトバの文法論(磁石の構文論)は、
胸がすくような思いが致しました。

で、たまには軽ーーい話題で。


若い頃、私は歌をうたっておりました。
始めは、イタリア歌曲、それからドイツ歌曲。
私の声のキャラクターに合うような、オペラの曲。
それと、大変向いていると言われた宗教曲などです。

なかなか日本歌曲は難しくて手が届きませんでした。
つまり、演奏のお許しが出なくて。

というのは、
詩の扱い方が外国ものとは違ったのです。
好きな曲ほど、文章としては意味不明の詩だったりするんですね。

だから、どういう気持で歌えば良いのか分からない。
誰が、どのような心で、何に向かって語りかけているのか・・・?

外国モノはそれがハッキリしている。
だから、どんな感情を表せば良いかが良く分かります。
主語、述語、装飾語。
大変明解なのです。




今日池田先生の「磁石の構文」を読んで、はじめてスッキリしたような気が致します。
これが、日本の歌・・・詩・・・文章の特徴だったのですね。


参考までに、好きだったけど歌うのに困った歌のひとつ。

「初恋」

砂山の 砂に
砂にはらばい
初恋の痛みを
遠く思い出ずる日
ああ・・・

若かった私は「だから 何なのよ・・・」と、思いました。 笑)

11 Re: 独立文(提示文含む)
shiwa
研究員

シワ 2007-4-28 23:01:38  [返信] [編集]

大野晋氏が、日本語タミル語起源説を提唱していますが
その中のサンガムというタミル語で書かれた叙事詩?が
似たような形式であると、提唱していたような記憶があります。

うろ覚えですが。

「日本語の起源 新版」あたりに記載されていた記憶です。
12 Re: 独立文(提示文含む)
umayado
特別研究員

ひらおか 2007-4-29 8:22:32  [返信] [編集]

5・7調だと書いてあったと思います。

形式は書いてあったけれども、提示文型だったという
ような分析が書いてあったか、

帰ったら調べます。

もっとも、タミール語起源というのは、結局のところ
トンデモなんだと考えております。

団塊の世代や戦中誕生世代は、
敗戦のトラウマが激しく、
アイデンティティの崩壊が徹底していて、
あらゆるものを渡来のものとしないと
また、あらゆるものを自虐的に解体しないと
納得できない
そういう特異な世代、になってしまっていると
感じます。

ヲシテ文献の価値によって治癒されるべき
世代なんでしょうが、
年齢的に新概念を受け入れるのが困難になりつつあり、
悔やまれます。
13 タミル語のサンガム
beace
特別研究員

さかた 2007-4-29 11:44:44  [返信] [編集]

大野晋氏は、うまやどさんも言われるように、トンデモの範疇でしょう。
サンガムの形式のことも一応読みましたが、うーん・・・?

母音の数を一定に揃え、それが五七の数であるものが存在するというだけで、文法や内容形式はまったく違う。

こんなものは他言語においても、韻文、詩形式ならば、そう珍しくないのでは?

サンガムと少女の歌
14 Re: 独立文(提示文含む)
shiwa
研究員

シワ 2007-4-29 14:54:07  [返信] [編集]

なるほど、特筆するべきことではありませんでしたか。
正直、読んでも、うん?という具合で、良くわからなかったもので…。
ご意見をお聞きしたく思いました。



そういえば、藤原正彦氏の『国家の品格』に、
文法的な部分とは直接的な関係はありませんが、
こんなことが書いてありました。



ひらおかさんも例としてあげておられましたが、芭蕉の俳句。
俳句を海外の方に聞かせた時の、一般的な反応についてです。

引用:
『古池や 蛙飛び込む 水の音』


「蛙がどばどばと、一斉に池に飛び込む様子」を想像するそうです。


引用:
『枯れ枝に 烏の止まりたるや 秋の暮れ』


ストーリーが何も始まっていないと感じ、「それで?」と聞き返されるそうです。

日本人になら当たり前に想像出来る風景や風情が、外国の方には理解ができない。人によってニュアンスの相違はあれ、こんなことを日本人なら誰でも瞬間的に思い描く。そう主張されています。

また、ご自身が海外で教鞭をとっておられたときに感じた海外の季節感と、日本の季節感を比べて、このようにも仰っています。

引用:
日本は四季がはっきりしています。そのせいか植生が非常に豊かです。サムソン婦人の前掲書で、日本には熱帯インドにある樹木から白樺など北欧の木まで実に種類が多いと言っています。植生ばかりではありません。ハーンは美しい音色の虫が日本には非常に多いと言っています。私の経験でもそう思います。そのうえすべてが繊細微妙に出来ている。このような、神の恩寵とも言うべき特異な環境の中に何千年も暮らしていると、自然に対する感受性というのもが特異に発達する。この、感受性が民族の根底に年月をかけて沈殿している。そのように思えるのです。


この類のお話は、さまざまなところで既出だとは思いますが、
やはり、このような感性が根底にあるからこそ、一から十まで説明しなくとも、
自然と想像力が働き、そのため独立文や呈示分の文法が発達したのではないかと、改めて、そう思いました。

15 大野晋の「日本語タミル語起源説」
umayado
特別研究員

ひらおか 2007-4-29 21:06:36  [返信] [編集]

研究を押さえた上で議論をしたほうがよいとおもうので、
「日本語の起源 新編」(岩波新書, 1994)を元に、
大野晋の「日本語タミル語起源説」をまとめておきます。


大和言葉と古典の中のタミル語を比較言語学の手法を
適用して、比較した結果、
日本語とタミル語は同系の言語であると理解すべきである。

●日本語とタミル語の類似点
(1)すべての音素にわたって音韻の対応がある。
(2)対応する単語が基礎語を中心に500語近くある。
(3)文法上、ともに膠着語に属し、構造的に共通である。
(4)基本的な助詞・助動詞が音韻と用法の上で対応する。(係り結びも一部共通である)
(5)歌の五七五七七の韻律が共通に見出される。

●日本語とタミル語の相違点
(1) タミル語は最古の時代から巻舌の子音、t. n. r. l. を持っている。これはタミル語を含むドラヴィダ語の根本的性格である。(それは日本語にはない)
(2) タミル語を含むドラヴィダ語の短母音は、a i u e o の5個あって、これは最古の時代以来変わっていない。(原始日本語では母音の数は4個であったと推定される。)
(3) タミル語を含むドラヴィダ語は、a~ i~ u~ e~ o~ という長母音を持ち、短母音と使い分ける。これは根本的性格である。(日本語は、母音の長短の区別を持たなかった。)
(4) タミル語を含むドラヴィダ語は、母音で終わる単語と共に、子音で終わる単語を持つ。(日本語の単語はすべて母音で終る。)

●日本語→タミル語か、タミル語→日本語か

p.114

○文明の並行
・タミル
  紀元前1000年〜紀元300年
    ・栗作・稲作
    ・墓(支石墓・墳丘墓・土墳墓・甕棺墓・箱式石棺墓)
    ・記号文、グラフィティ
    ・青銅・鉄
    ・機織・ビーズ
  紀元前500年〜紀元300年
・日本

○言語の対応
・タミル
  紀元前200年〜紀元300年(サンガム時代)
    ・基礎語(約500語)
    ・文法(助詞・助動詞)
    ・係り結び
    ・五七五七七の形式
  万葉時代(紀元700年ごろ)
・日本

○日本における先行時代
・紀元前500年以前
    ・稲作なし
    ・集合墓地なし
    ・金属なし
    ・機織なし

これらのことから、同様の事象は、タミルの方が先行して
いるので、タミル語→日本語との推定。
16 Re: 独立文(提示文含む)
umayado
特別研究員

ひらおか 2007-4-29 21:10:56  [返信] [編集]

57調だとの指摘はありますが、文の形態の話は言及されていません。
「日本語の起源 新版」で言及されているのは
  ・音韻の対応
  ・基礎語における単語の対応
  ・文法の対応
  ・基本的な助詞・助動詞の対応
  ・五七五七七の対応
  ・考古学的な事実の対応(稲作など)
  ・習慣や精神世界の対応
です。
17 Re: 大野晋の「日本語タミル語起源説」
umayado
特別研究員

ひらおか 2007-4-29 23:12:04  [返信] [編集]

考察

・大野晋は、ヲシテ文献を分析していない。それゆえ、サンガムと万葉集などとの対応に留まっている。

・大野晋は、日本語の母音が、4音(奈良時代以前)→8音(奈良時代)→5音(平安時代)→6音(室町時代)→5音(現代)としているが、妥当か。

・日本語とタミル語が、比較言語学的に同系であるということは、事実が示している以上、いずれ学会で定説になる可能性はある。

・同系であるとした上で、タミル語→日本語の根拠としている、考古学的な事実(文明の対応)において、縄文遺跡における稲作の発見されるなど、根拠が揺らいでいる。また、ヲシテ文献においても稲作の起源はさかのぼる記述がある。これらにより、タミル語ではなく日本語の方が先行するという推定も可能となるのではないか。

・同系であるとした上で、タミル語→日本語の根拠としている、言語の対応において、ヲシテ文献を前提とした場合に、タミル語ではなく日本語の方が先行するという推定も可能となるのではないか。


以上のことから、タミル語と日本語が同系であるとしても、タミル語が日本語の起源であるとするのは早計ではないかと考える。逆に、日本語がタミル語の起源である可能性もあるのではないだろうか。

ヲシテ文献を分析の対象に加え、日本語とタミル語の比較言語学上の分析をやり直し、また、いずれが起源かの分析についても考古学的な発見やヲシテ文献上の記述を考慮に入れて、再度研究が行われることを期待したい。

その結果が得られるまで、いずれが起源かという論は、棚上げするべきであろう。
18 大野タミル語説は慎重に扱うべき
mana
特別研究員

真名 2007-4-30 0:03:07  [返信] [編集]

大野普氏の学説の全体については、

「そんなに母音数がコロコロ変わるわけないだろ?」

と、ごく簡単に批判できます。
一人の学者が提唱する学説郡にはみえません。

「上代特殊仮名遣い」は、今回、無視することにします。

問題は「タミル語起源説」です。

まず、この学説は、過去の言語学会シンポジウムで相手にされていないと聞いています。
大野氏も現在ではタミル語起源説からトーンダウンしています。

学説の中身はタミル語を知らない私には賛否を述べることができません。
しかし、例えば以下のような情報を見ますと、非常に疑わしく思えてきます。

「500語」はもともと決して多い一致率ではないんです。
それに加えて、その結果を得るために、非常に都合のよい音韻変化を操作している疑いが濃厚です。

http://homepage3.nifty.com/rosetta_stone/wissenshaft/tamil_1_B.htm

以上のことから、現時点で肯定的に議論することは避けるべきだと思います。
19 結論?「日本語タミル語起源説」
beace
特別研究員

さかた 2007-5-1 11:06:00  [返信] [編集]

うまやどさん、真名さんが学問的にも検証して下さったので、
この話は解決ですね。

で、しめくくりは池田先生の今日の記事。
 →本物はどっち?
これで、決定!!

なんせねえ、漢字導入以後の文献を元に論じても・・・何の意味もありません。
大野センセには悪いけど、やれやれ・・・疲れます。

でも、なんとなくでは無い、しっかりした検証を知っておくことは必要だと思いました。
20 Re: 結論?「日本語タミル語起源説」
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-5-1 6:53:48  SITE  MAIL  [返信] [編集]

「よくものしるは かんとほり」『ホツマツタヱ』8−13
アマテルカミのお言葉です。

有坂さんの諭はある意味で、面白いです。
判断に至る道筋が述べられてあります。
でも、
大野さんの著述は何だかつまらないです。
学習家なのでしょうかね?
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1 「こ かい」か、「かい こ」か
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-4-28 7:18:00  SITE  MAIL  [返信] [編集]

ヲシテ文献では「こ かい」です。
今は、「かい こ」です。
ここに、面白い言葉の変遷が考えられます。
      ・
そもそも、ヲシテ時代では「かう(買う)」の動詞は見られません。おそらく、「かえる(替える・交換する)」の程度の意味合いでの言葉は使用されていたのでは? と、推考します。
それが、何時の頃からでしょうか、
漢字時代になってからですね。やがて、「買う(かふ)」の動詞が発生してきます。
そうしますと、
「かい こ(かひ こ)」が優先使用されて、
「こ かい」の言葉は誤解を孕み易いものとして、廃れて行ったのではあるまいか?
この、選択変化の法則は、「陳 力衛 法則」と、わたくしは呼んでいます。『和製漢語の形成とその展開』に詳しいです。
2 Re: 「こ かい」か、「かい こ」か
beace
特別研究員

さかた 2007-4-30 13:13:05  [返信] [編集]

先生の26日の記事和製漢語成立のお話ですね?

陳さんの本を勉強しておく必要もあります。
あーーー忙し。でも、楽しいです。

そういえば、今日の記事の中の漢学者「塩谷 温」先生。
ご縁があるんですよお!
先月、そのお孫さまがわが家に来訪されました。

「和製漢語」というものについて、始めて話をうかがうことが出来ました。
私よりお若いのに、和服しかお召しにならない現役の国語(古典)の先生です。
残念ながら時間がなく、ヲシテの話はできませんでしたが、
大変心の柔らかいお方で(しかも、楽しいノンベであられ)和やかな時間を過しました。

和製漢語の成り立ちを知ることは、ヲシテの勉強上も重要なことに違いありません。
3 Re: 「こ かい」か、「かい こ」か
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-4-28 20:12:42  SITE  MAIL  [返信] [編集]

くしき、ご縁ですね。
それなら、
浅野先生の消息も、おついでの時にでも、
聞いて頂けますでしょうか?

ご生前に、何度かお手紙を頂戴いたしたことが御座いました。
その時、拝眉の機会を得ておいたら良かった。
と、 悔やんでおります。
先日、浅野先生のご消息をと、思いまして、
出版社に聞いてみましたが、解からずじまいでした。
せめて、墓参なりともと思っております。
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1 誤植の恐ろしさ
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-4-19 18:31:03  SITE  MAIL  [返信] [編集]

印刷物を作ってみると、
誤植にさいなまれます。
    ・
その点、
Webでは、少しはマシなのでしょうね。
でも、
印刷にすると、
重みが違います。
今のところですが…。
そう考えまてきますと、
写本での、文字の異同も何となく、
その、雰囲気が肌に感じてくるようには思われませんか?
    ・
どんなに、目を凝らしても、
誤植は起きます、し。 誤写も起きます。
打ち込みミスも起きます。
それを、
包含して修正しつつ読むのが、「こころば」を持った、‘ひと’の位置なのでしょうね。
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