ヲシテ文献研究室

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1 同音記号と濁点
mana
特別研究員

真名 2007-5-7 18:24  [返信] [編集]

以前、濁点、同音記号が伝承時代の付加であるどうかの「確証」について議論がありました。

そのときには、濁点が伝承時代の付加であることは根拠があるが、同音記号については、ヲシテ文献の内部における明確な根拠までは見いだせないという結論でした。

濁点については、何カ所か、「濁点では意味が通らず、濁点を除去すると意味が通る場所」が見つかっています。
つまり、濁点については、ヲシテ文献内部と校異の検討から確定的です。
同音記号については、その種の根拠がまだ見つかっていない。

ところで、20−31の4行目に「カガナエテ」という読みの記述があります。
この「ガ」は、安聡本では「同音記号+濁点」であり、他の写本では「同音記号」のみです。

他の写本では「カカナエテ」という読みになってしまい、意味が通りません。
安聡本における濁点の脱落と見ることができます。

以上は確定です。
ここから、以下の1、2の推論が可能ではないかと思います。

1. 直接的論証

 ここは「物事の暗い面と明るい面とを比較考量する」というところなので、本来は、暗い意味の「ガ」のヲシテでないといけないようです。
したがって、「同音記号+濁点」は伝承時代の付加と見ることができます。

2. 背理法による論証
 
 濁点は伝承時代の付加であることは別途明らかになっています。

 したがって、「濁点+同音記号」のうち、少なくとも濁点は伝承時代の付加ということになります。

ここで同音記号がヲシテ時代から存在したものと仮定します。

そう仮定しますと、「濁点の付加前は同音記号だけだった」ということになります。 
なぜなら、「上が清音のときに、同音記号で濁る」という用例は、濁点付加以外、存在しないからです。

しかし、「同音記号だけ」では、カカナエテになってしまい、意味が通りません。
したがって、ヲシテ時代から同音記号が存在したという仮定は成立しません。

以上は、同音記号の伝承時代付加説の根拠になりませんでしょうか?
2 Re: 同音記号と濁点
umayado
特別研究員

ひらおか 2007-5-8 1:13  [返信] [編集]

カガナエテの場合、ガのヲシテは、悪い意味のガ[w]ガ[/w]で
ないといけない。

ニュートラルな意味のガ[w]画[/w]ではだめ。

同音記号では、悪い意味のガであることを表すことができない。

それゆえ、元々同音記号であった訳がない。

ということでしょうか。

うーん。

特殊ヲシテの利用は、様々な語において、ゆらぎがありますよ
ね。カガナエテの場合でも、その文脈では特に悪い意味のガ
を使わなくてもいいような場合があり、そういう文脈なので、
そこでは同音記号にしているというような可能性も否定できな
いような。


同音記号が利用されているところには、規則性はないんですか?
3 Re: 同音記号と濁点
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-5-8 2:33  SITE  MAIL  [返信] [編集]

とっても面白いプロセスです。
複雑なことでもありますので、
今度お会いした時に、
と、思います。
もう少し考えます。
ヲシテ文献成立時の、その、姿に少しずつ近づきつつあることが、
何よりです。
4 Re: 同音記号と濁点
mana
特別研究員

真名 2007-5-8 14:11  [返信] [編集]

ここでとりあえず必要な前提は、
「カ カ ナエテ」では文脈としても単語としても意味が通らないであろうということに尽きます。

そうであるとすると、ヲシテ時代には濁音のヲシテでなくてはならないであろうと。

一方、同音記号を使用した場合には、濁点を使う以外には、濁音のヲシテにはなりえないであろうというのが要点です。

また、ここは悪い意味のガのヲシテと見るのが前後の文脈上、妥当に思います。

とりあえず可能性がありそうなら、他の「同音記号+濁点」の用例を拾ってみようかというところですね。

同音記号については、一般論的に決着をつけるのは難しいかなあと思っています。 手がかりがないですね。
現時点ては文脈と意味からアプローチする他の方法論を思いつかないと。

追伸: 「ホツマ辞典」にも確か「カガナエテ」という項目がありますので、とりあえず読んでみて下さい。 カとカをナエルでは単語が成立しないみたいです。
5 Re: 同音記号と濁点
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-5-8 14:01  SITE  MAIL  [返信] [編集]

結構あるのですね。
同音記号の用例を拾ってます。
現在の、私たちの授かっている写本は、安聡さん、フセンさんに、源流が、
集約されてしまいそうです。
そうしますと、
その前の状況に、どうやってたどり着けばよいのか?
難しいです。

とにかく、
悪い意味の「ガ」はヲシテ時代から存在していたと、
見ることは、しかるべしでありましょう。
どこから、
へんてこりんな、同音記号が記載されてくるのか?
安聡さん、フセンさんに、ともに、見られる訳ですので、
その以前の段階でのことに、と、
推考せざるを得ない、

では、
ヲシテ文献の成立時代との間にはどの様ないきさつがあったのか?
もう少し考えます。
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