ヲシテ文献研究室

オンライン状況
3 人のユーザが現在オンラインです。 (3 人のユーザが ヲシテ掲示板 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 3

もっと...

ログイン
ユーザー名:

パスワード:


パスワード紛失


アクセスカウンター
2020/02/29:5/43
2020/02/28:30/88
2020/02/27:28/59
2020/02/26:16/40
2020/02/25:23/50
2020/02/24:12/36
2020/02/23:16/23

2020/01/30より522/1837

[掲示板に戻る全部  1-  最新50
1 「 ちくら」考
beace
特別研究員

さかた 2007-5-2 16:34  [返信] [編集]

引用:
「ちくら」の言葉は、九州の北部の海を意味しているのですが、
江戸時代になって、ひょっこりと、記録文に現れます。

言葉における時代性のこと その2



池田先生が、このようにお書きになった記事の中の言葉「ちくら」
これが、なぜ九州の北部の海を指すのか・・・九州在住の私には特に気になりました。

ヲシテ文献の中では[W]ほつまつたゑ[/W](ほつまつたゑ)7−21に記されていますが、
海の意味はなく、[W]そさの男[/W]さまに対する罪の量を示すものなのです。
1000(チ)クラという、普通の死罪を三倍にもしたような重さです。
「くら」は、その単位です。
[W]「ち くら」[/W](ちくら)
どこに海という意味があるのでしょうか?

しかし、よく見ると、この「ち」は、数詞で書かれてはいません。
・・・そうだ、添意があるのかも!

ここで、別の方向からヲシテを考察してみました。

九州のことをさすヤマトコトバは、普通は[W]「つくし」[/W](つくし)です。
このつくしは、
本来は[W]「非 すみ」[/W](ひすみ)に対する[W]「つき すみ」[/W](つきすみ)という言葉に発します。

ひすみは、また[W]「非 たかみ」[/W](ひたかみ)ともいう、東北地方のこと。
ヲシテを見ても分かるように、お日さまを表す字が使われており、
お日さまが住んでいるという意味でした。
[W]「非 たかみ」[/W]の「たかみ」は、[W]「たかみむす備」[/W](たかみむすび)を表しているのでしょうね?

その対をなす[W]「つき すみ」[/W](つきすみ)は、お月さまが住むところ。
つまり、はるか西の位置にあることを示しています。

つき すみ → つく し → ちく(ら)というように、ヲシテは微妙に変化しているのですが、
やはり法則が有るようです。

さて、この[W]「つくし」[/W](つくし)
漢字導入後には「筑紫」という、まったく本来の意味であるお月さまに関係の無い、訳の分からん漢字となってしまいます。
ほんとうに困ったもんです。

ただ、それ以後に出来た筑前(ちくぜん)筑後(ちくご)という、九州の北の地方名が残っていることから、
熟語の場合には「ちく」という読み方をしているのが分かります。

これは本当に古い、ヲシテ時代からの読みの法則なのではないでしょうか。

さて、もとに戻って・・・・
幸いこのヤマトコトバは、江戸時代になってひょっこりと現れているそうなので、
『大言海』を引いてみることにしました。

筑羅(ちくら)というのが、最も当てはまる漢字です。
なんと、筑紫と新羅の境目の海をいう。筑紫か、新羅かどちらとも分からない。
そこから転じて、どちらともつかないという意味であるそうです。

とすれば、[W]そさの男[/W]さまの罪過も、
なかなかきっちりとは決め難いものがあったことを、添意を持って、
示唆しているのではないでしょうか。


古いヤマトコトバ、[W]「ち くら」[/W](ちくら)
しかし、江戸時代にひょっこり現れた時には、
もはやヲシテにあった「罪を計る単位」の意味は、消えてしまっていたのも残念なことです。
2 Re: 「 ちくら」考
mana
特別研究員

真名 2007-5-2 13:52  [返信] [編集]

「チクラ」はホツマツタヱ 26−15にあるようです。

「ユエハ チクラニ  カモ ワレテ」

3 Re: 「 ちくら」考
beace
特別研究員

さかた 2007-5-2 13:58  [返信] [編集]

真名さん、有り難うございました。
見落としておりました。。。。汗)

前文撤回で、もう一度考えてみます。
一応、まだ置いておきますが・・・
4 Re: 「 ちくら」考
mana
特別研究員

真名 2007-5-2 14:14  [返信] [編集]

「クラ」は、もともとは計量単位でしょうね。

「ヤ チ クラ イノリ」(トヨケ様:イトリヤマにて)

ソサノヲの「チクラ」は、「(ト)ガ」の単位ということでしょうか。
これは「スス クラ」に通ずるように思います。

カモフネの割れた「チクラ」は、「チ」つまり計り知れないほどに暗く、底の深い海ということでしょうか。

ヲシテの文脈では、必ずしも北九州北部の海に限らないようにも思います。
たまたま、カモフネの遭難場所が日本海だったということで。

「筑羅」は、江戸時代の「転用」でしょう。
「どっちつかず」も、江戸時代の派生だと思います。
この意味は江戸時代より遡及しないのではないかと。
5 Re: 「 ちくら」考
beace
特別研究員

さかた 2007-5-2 18:44  [返信] [編集]

フォロー有り難うございます。

ただ、
「チクラに カモわれて」は、やはりカモ舟が壊れた場所のような気がするのですが。

航路でいえば、九州から山口にかかり、その北の日本海であるなら、
「ちく ら」が海の場所を指しているといえるのでは?
つまり
「ち くら」ではなく、「ちく ら」ではないかと。

で、海という言葉は省略されていても分かるし、ツクシから船出して、北に向かい、朝鮮半島との境のあたりを航行していたのではないかと思ったのですが。
・・・時に、この記事の頃、もう新羅という国はあったんでしょうかねえ。
なかったような?・・・とすれば、この説はバツですね。
もっとも、お話はカミヨですが、著述されたのはクシミカタマさまの時代かな?
もっと後のヲシロワケさまの時代ならば、在り得ますね。

すいません。
今日は時間がないもので、調べるのは後になっちゃいますので、書き逃げ。

それともうひとつは、
ツキがツクとなり、またチクと変化するというのが、確かめられたかと、私は嬉しかったのですよね。

ツクの例では、ツクヨミさま。
このお方は、アマテルさま(日の皇子)との対をなす、月の皇子ですものね。

ま、いみじくも先生がご忠告下さったように、
(勇み足でしょうが・・・汗)こころ素直に、気にしない。
で、いくらでも、やり直しましょ。

ですんで、遠慮なくご意見を下さいませ。
6 Re: 「 ちくら」考
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-5-2 18:55  SITE  MAIL  [返信] [編集]

真名さんの、見られたとおりのように、思います。
「ち」「くら」ですね。 「筑」の音に引っ張られての事は、江戸ですね。失敗でした。

4−11
「やちくらちぎり」も、この線なら解けます。

でも、
色々試行錯誤があってこそ、前進があると思うのです。
7 Re: 「 ちくら」考
beace
特別研究員

さかた 2007-5-2 19:10  [返信] [編集]

そうですかあ。

でも、お陰さまで「クラ」という単位の言葉が、はっきりと理解出来ました。
ひとつずつでも、知ることは嬉しいです。
8 Re: 「 ちくら」考
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-5-3 5:22  SITE  MAIL  [返信] [編集]

「やすくら」という言葉もあります。
19A−5は、馬具の事でしょうが。
38−91は、「ち」「くら」の言葉と関連ありのようです。

もうちょっと、進めて考えると面白そうです。
9 Re: 「 ちくら」考
beace
特別研究員

さかた 2007-5-3 9:57  [返信] [編集]

ホツマツタヱ19は、和式馬術の方々と、勉強&解読取り組み中です。
私の事情で、少し中断しておりますが、ほどなく復帰の予定。

「やす くら」は、いうまでもなく、馬の鞍の一種と思われます。


38−91は、ヤマトタケさまのクマソ征伐のくだりですね。
ここの「やすくら」も参考にしていますが・・・おっしゃる通りに、何か・・・うかびそうです☆

ち くら←→やす くら

これ、対になりそうな。
また馬具の方も、前後の文意からも、このような添意があるように思えます。

10 Re: 「 ちくら」考
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-5-3 18:56  SITE  MAIL  [返信] [編集]

38-91の「やすくら」は、
夜宴と解してみると文脈が繋がります。
あと、
類語などを、勘案していって、
「夜宴」でよいかどうか?
ダメ詰めをしたいものです。
11 Re: 「 ちくら」考
shiwa
研究員

しわ 2007-5-3 20:40  [返信] [編集]

ホツマツタヱ16-32に
[ww]めのくらみ[/ww]とあります。
(安弘[ww]め[/ww]、武内[ww]メ[/ww])

[ww]くら[/ww]に辺りが暗くなるという意味合いがあるなら、
「闇に姿をくらまして潜り込んだ」
という解釈はどうでしょうか?

12 Re: 「 ちくら」考
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-5-4 6:07  SITE  MAIL  [返信] [編集]

良いところに気が付かれました。[ww]くら[/ww]は、
そのほかに、21アヤでの多数の出例があります。
闇夜を意味していると捉えると良いようにも思います。

こんな感じで、類語を見てゆきますと、
さらに全体像がはっきりして来そうです。
13 Re: 「 ちくら」考
shiwa
研究員

しわ 2007-5-4 13:08  [返信] [編集]

先生、21アヤ、むつかしいです。

ですが、引き続き[ww]やすくら[/ww]の[ww]くら[/ww]が、
暗闇を意味していると捉えて解釈してみます。

[ww]やす[/ww]の[ww]や[/ww]は賞辞の[ww]や[/ww]かも知れません。
先と同じように、[ww]す[/ww]は[ww]すがた[/ww]の[ww]す[/ww]として考えます。


その尊いお姿を、闇に眩まして、という解釈もできそうです。


続く39-92の[ww]やすみせし[/ww]の[ww]やす[/ww]も同様に捉えて
文脈が通りそうですが、いかがでしょうか。

14 Re: 「 ちくら」考
ikeda
主任研究員

いけだ 2007-5-4 15:58  SITE  MAIL  [返信] [編集]

意味の取り方の間口を一杯、たくさんに持っておくことが大事だと思います。
それで、同じ言葉について、ヲシテ文献の最初から最後まで調べて下さい。こつこつです。
その後に、またさらに、その言葉の意味合い・どう捉えるかを熟考してください。
これが、良い方法だと思います。

図書館のパソコンからは、
ログインできたのですが、
書き込みは出来ませんでした。
15 Re: 「 ちくら」考
shiwa
研究員

しわ 2007-5-4 19:32  [返信] [編集]

池田先生、ありがとうございます。

つい好奇心が先走ってしまいます。
地道に、こつこつ。
常にこころに留めておきます。
[掲示板に戻る全部 前100 次100 最新50
BluesBB ©Sting_Band