ヲシテ文献研究室

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1 惜別のウタ
umayado
特別研究員

ひらおか 2009-3-7 17:47  [返信] [編集]

一昨日、祖母が身罷りました。
亡き祖母への惜別のナガウタを詠みました。
祖母は和歌と茶道、香道をたしなむ
ミヤビな方でした。


アニササグ タマカヱシウタ


うめのはな しづかにかおる   (梅の花   静かに香る)
きさらぎの フソヰのなとき   (如月の   二十五の七時)
なにわづの きよらのかせに   (浪花津の  清らの風に)
さそわれて カミさりましし   (誘われて  カミ去りましし)
あがヲうな いづみのくにの   (吾が翁女  和泉の国の)
さかいまち はるみのおかに   (堺町    晴美の丘に)
くらしこし いまのコヤネの   (暮らしこし 今のコヤネの)
しづひとに そいてつくせし   (静人に   添いて尽くせし)
ミソナとし キミはさること   (三十七年  キミは去ること事)
フモヨソほ ホツマのくにに   (二百四十年 ホツマの国に)
ゐでませる あめにまめなす   (出でませる 天に忠なす)
かものうし きみひらあそん   (蒲生の氏  君平朝臣)
そのすゑに さきしみやこの   (その末に  咲きし都の)
すすのきの きみえのはなや   (鈴の木の  喜三江の華や)
タカマにて ウタをならいて   (タカマにて ウタを習いて)
はなをめで てまえをヲさめ   (花を愛で  点前を修め)
みそぎつつ みやにまなびて   (禊ぎつつ  宮に学びて)
うるわしの ミヤビのミチを   (うるわしの ミヤビのミチを)
あゆむとき ほとけのみこえ   (歩む時   仏の御声)
ぬばたまの やみをひらきて   (ぬばたまの 闇を開きて)
カスガなる あめつちとおす   (カスガなる 天地通す)
ことわりを ともにつどいて   (理りを   共に集いて)
ミチもとめ ヲしゑをこいて   (ミチ求め  教えを請いて)
もろこしの いくさにみだる   (唐土の   戦さに乱る)
ひのもとの こころをすゑに   (日の本の  心を末に)
つたえます ときになにわの   (伝えます  時に浪速の)
ひらおかの ヲしえつかさに   (平岡の   教え長さに)
なれそめて オオタタネコの   (なれ初めて オオタタネコの)
みやちかく はるみのおかに   (宮近く   晴美の丘に)
イモオセの ミチにいりてん   (イモオセの ミチに入りてん)
つかえますなり         (仕えますなり)

かけまくも しづかのはなの   (掛けまくも 静香の華の)
さヲとめの なおきこころよ   (早乙女の  直き心よ)
のにあふる あやめのはなよ   (野に溢る  菖蒲の花よ)
かすみもゆ からきのかほり   (霞み萌ゆ  唐木の香り)
めざめくさ たててこころえ   (目覚め草  点てて心得)
ゐをただし こころのさきを   (居を正し  心のさきを)
ウタにして かわすことばの   (ウタにして 交わす言葉の)
ゐにしえを いまにたたゑん   (古えを   今に称えん)
かのミチを もとめきわめつ   (香のミチを 求め極めつ)
みほとけの たかののやまの   (御仏の   高野の山の)
かんつかさ ともにのぼりぬ   (上長さ   共に上りぬ)
ながヲきな なのよろこびを   (汝が翁   汝の喜びを)
よろこびて あしはわすれて   (喜びて   悪しは忘れて)
ガをさりて えみてやわさん   (ガを去りて 笑みて和さん)
そのアヂは なづくナガサキ   (そのアヂは 名付くナガサキ)
ヰヤマトの ミヤビのもとそ   (ヰ大和の  ミヤビの本そ)
そのはなの さけるなにわづ   (その花の  咲ける浪花津)
ゐをやわす たいらのおかの   (居を和す  平らの岡の)
シムのはれ むすぶゑにしぞ   (シムの晴れ 結ぶ縁しぞ)
やまいさり いたみもさりて   (病い去り  痛みも去りて)
さちにみつ こまごつどいて   (幸に満つ  子孫集いて)
あにかゑり しづひとキミへ   (天に還り  静人キミへ)
またあいて ウタをうたいて   (また会いて ウタを歌いて)
カミまつり ほとけうやまい   (カミ祀り  仏尊い)
ミチもとめ ヲしえをそらに   (ミチ求め  教えを空に)
ひびかせる ながみちゆきに   (響かせる  汝が道行きに)
はなあふれ さいわいあれと   (花溢れ   幸いあれと)
アメがした うちたいらかに   (アメが下  内平らかに)
そとなれる フソヒのキアト   (外成れる  二十一のキアト)
きさらぎの フソナのあさに   (如月の   二十七の朝に)
つつしみて ふしておろがみ   (つつしみて 伏しておろがみ)
あげたてまつる         (上げ奉る)

       憲人


のべのよの つきのそえうた


  ふりしあめ あけてもえぎの
  かおりくる はれしつきのよ
  つつむナガタを


降っていた雨があけて、新しい芽がめぶき
若葉の香りが感じられ、また、光が降りてくるような
晴れた月の夜、そんな感じの次の世に
あなたの楽しみと幸せがつつまれますように


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